本文へスキップ
このホームページへのご意見・ご感想はメールにてお願いします
サイト内の内容や画像の無断転用はご遠慮下さい
第5回 総会・交流会

 2011828日(日)、午後140分から「カンボジアの子ども達の教育を支援する会」の総会が、当会顧問の碇浩一先生の「碇精神医学研究所」(博多駅東1133はかた近代ビル2階)で開催されました。今回で5回目の総会です。

 
総会に先立って第6回理事会が開かれました。その理事会で承認された報告や提案をもとに、議長を引き受けていただいた伊豆弘子会員の司会で総会は進められました。

 
2010年度の活動報告と2011年度の活動予定に関しては桑野嘉津子副代表から、2010年度の決算と2011年度の予算に関しては加藤典子会計担当から報告や提案があり、いずれも満場一致で承認されました。2010年度会計監査の結果につきましては、監査担当が欠席のため横山代表が監査結果を代理報告されました。総会は73名の出席と委任があり、総会での報告と提案は全て承認され、閉会しました。


 
今年は、交流会の前に懇話会を開催しました。懇話会では当会主催の日本体験研修に参加し、当会会員宅でホームステイをしている王立プノンペン大学日本語学科の女子学生6名に、「今、カンボジアの若い女性たちは」という大きなテーマの下、それぞれの個別テーマに基づいて日本語で話をしていただくというものでした。ポン・ソーニーさんのテーマは「女性と勉強について」、ナウ・ノウンヘインさんは「私の母について思うこと」、ホ・キムヘインさんは「結婚について私が考えること」、ディー・ワンダーさんは「私の尊敬する人」、テン・ダラーさんは「これからの女性と職業」、メン・ソックチェンさんは「私は、将来こんな家庭をつくりたい」でした。それぞれ、カンボジアの社会、文化、そして人々のものの考え方などを紹介しながら、自分の夢や思いを語ってくれました。参加者の皆さんは熱心に耳を傾けておられましたが、中には感動し、涙ぐんでおられる方もいました。

  発表を待つ王立プノンペン大学の女子学生  真剣に話を聞いている参加者

 
次に紹介するのは、ポン・ソーニーさんの「女性と勉強について」というスピーチの内容です。
 
私は、王立プノンペン大学外国語学部日本語学科教育専攻のポン・ソーニーと申します。どうぞよろしくお願い致します。私は、今日、女性と勉強についてお話したいと思っております。どうして女性と勉強についてお話したいのでしょうか。それは、昔のカンボジアの女性は学校へ行くチャンスがありませんでした。また、女性は厳しい伝統的なルールの影響で、小さい頃はお父さん、お母さんを手伝って家の仕事をしました。親が自分の娘を学校に行かせないのには色々な理由がありました。例えば、娘を学校に行かせたら仕事を手伝う人がいません。また、女性は知識をつけたとしても社会の活動には参加できません。自分の家族を養うことができません。別の理由は、女性が知識をもつと、結婚することができないと思っていました。男の人は自分と結婚する女性が知識をもっていたら一緒に生活するのが大変だと思うからです。特に昔のカンボジア人は男性のほうだけが社会の活動に参加する才能があると思っていました。しかし、今の人々は、国を発展させるためにも女性の活動はとても必要なことだと考えるようになってきました。女性は自分の好きなことを選ぶことができます。また、親の中には自分の娘に高校だけでなく、大学まで行かせたいと思っている人もいます。これは、女性が知識をもてば、自分の権利がわかり、男性だけでなく、女性も社会の活動に参加することができ、国を発展させることができるということが分かってきたからです。ですから、今は社会の活動に参加している女性も少なくありません。しかし、今の女性は、学校に行けるようになったとしても。まだ色々な問題があります。特に地方では学校がたりません。勉強道具もありません。交通もよくないです。私は生活がよくなく、大学まではいけないとしても、これからの女性は高校までは頑張って勉強したほうがよいと思っています。

 
懇話会終了後、交流会が行われました。交流会では、参加者が懇話会の話に関してカンボジアの学生に質問したり、日本の場合はどうなのかを話したり、話のはずむとても楽しい交流の場となりました。

  交流会の様子  王立プノンペン大学の学生達